C57蒸気機関車
C57は、C55の最終機種をベースに開発された機関車です。非常にスタイルの整ったバランスのとれた設計で、「貴婦人」の愛称で親しまれています。
C57 1 「やまぐち号」
トップナンバーの1号機は、昭和12年に製造され、東北本線など各地で活躍してきました。1961年には土砂崩落事故に巻き込まれ大破しましたが、同年、国鉄長野工場による奇跡的な修復により見事に復活しています。1972年にはお召し牽引機の大役を果たしています。現在は、山口線などで復活SLとして活躍しています。
モデルは、2006年バージョンのC57 1です。実車図面からモデルを制作しています。
C57 1 「やまぐち号」
C57 11(ボイラー) | |
C57 11(テンダー) |
C57 11 福知山機関区
C57 11は、K7除煙板(通称門鉄デフ)を装備、「かもめ」専用機としてC57のなかでも特別に人気のあった機種です。各部に装飾が施され、キャブ周りも独特の雰囲気があります。モデルは、最晩年の福知山機関区時代です。集煙装置、重油タンクが装備された重量感あるスタイルです。(区名札を書き換えることで豊岡機関区も再現できます。)
C57 11 福知山機関区
C57 11(ボイラー) | |
C57 11(テンダー) |
C57 5 梅小路機関区
蒸気機関車時代の終わりに訪れたSLブームでは、C57原型の状態を比較的保っていた5号機は、大変人気がありました。ツララきりなどがはずされた1971年のスタイルをモデル化しています。
C57 5 梅小路機関区
C57 5(ボイラー) | |
C57 5(テンダー) |