169系急行形電車
国鉄最大の難所「碓氷峠」用に開発された形式です。信越本線横川-軽井沢間の碓氷峠は、最大勾配66.7‰を有しており、通過する列車は、この区間専用に開発されたEF63を補機として連結しました。
山岳区間用に開発された165系は、この区間を通過するために重量のある電動車を横川側にした特別な編成で運用されていましたが、EF63と協調できないため8両編成という輸送上の大きな制約がありました。本形式の登場により、EF63と協調運転を行えるようになり、12両編成が実現しました。クモハ169には、協調運転用のジャンパ連結器が装備されています。
169系急行形電車
クハ169-13 | |
クハ169-26 | |
クモハ169-13 | |
クモハ169-26 | |
サハシ169-5 | |
サロ169-8 | |
モハ168-13 | |
モハ168-26 |