キハ20系一般形気動車

キハ20系一般形気動車 01


10系軽量客車で採用された新しい車体構造を気動車に適用、開発されたのがキハ20形です。先に新構造で開発されたキハ55形と同様に車体全体の構造で強度を維持して、軽量化と大型化を両立しています。昭和32年6月に登場しました。
キハ20形0番台ではキハ17を継承した、DMH17Bエンジン、DT19C台車を採用、窓はバス窓と呼ばれるタイプでした。キハ20形200番台からは、近代的な2段窓、DMH17Cエンジン、DT22Aにかわり、乗り心地が向上しています。
キハ20形は、様々な派生形式が開発されました。片運転台のキハ25、寒冷地向けのキハ21、キハ22、山岳用キハ52、荷物郵便キハユニ26などです。


キハ20系一般形気動車 02


キハ20系一般形気動車

キハ20 206 キハ20 206